◤ロングインタビュー #澤田知子◢変幻自在に“顔”を変えるアーティスト、澤田知子がセルフポートレイト作品で問いかける”外見と内…
- 2021/4/9
- テレビ朝日

#澤田知子◢変幻自在に“顔”を変えるアーティスト、澤田知子がセルフポートレイト作品で問いかける”外見と内面の関係性”・・・・・「テレ朝POST」にて第25回登場のアーティスト、澤田知子さん(tomokosawada_artist)のロングインタビューが掲載されました。
#アルステクネ 公式Instagramではその一部を紹介。記事全文は番組公式WEBからご覧ください。・・・・・新感覚アート番組『アルスくんとテクネちゃん 』、第25回の放送に登場したのは、セルフポートレイトという手法で、自身の姿を被写体にし、作品として発表しているアーティスト、澤田知子さん。ずらりと並んだ証明写真に写しだされた「顔」はすべて澤田さん自身なのに、メイクや髪形、服装の違いでまったくの別人にも見えてくる。変幻自在に外見を変え、観る人に驚きと混乱を与える澤田さんが、作品を通して問い続ける、外見と内面の複雑な関係とは?◆大学時代、自動証明写真機で撮ったデビュー作―澤田さんは、いつからセルフポートレイト作品を制作されていらっしゃるんでしょうか。大学の写真の授業で、セルフポートレイトを撮る課題が出てからです。それがきっかけで今までずっと続けている感じです。―どんな授業だったんでしょう。先生が最初に、写真家のドキュメンタリービデオを見せてくれたんです。シンディ・シャーマンという、変装してセルフポートレイト作品を制作する有名な作家さんのムービーで。だからクラスメート全員が変装して自分の写真を撮ってきたんです。私も同じように変装してセルフポートレイトを撮りました。―そこからずっと続いているということは、何かがしっくりきたんですね。そうですね。それ以前に、高校生の時から将来アーティストになりたいと思っていて。でも、どういう手法とかやり方で自分が表現をしていけるのかっていうことは手探りだったんです。だから授業でセルフポートレイトと出合ったときに、ちょっと言葉で説明するのは難しいですけど、直感的に「なんかこれで私、やっていけるかもしれない」みたいなものがあって。そこからスタートした感じです。本当にただの直感なんですけどね。―これだ!というものがあったんですね。そのときはどんな風に撮影されていたんですか?学校のスタジオで一眼レフを使って、いろんな変装をしてクラスメートと撮り合いっこをするところからはじめました。雑誌で見たことがあるイメージだとか、自分の頭の中に浮かんでくる変装アイデアを形にする。それを繰り返していきましたね。―変装というとメイクを施すわけですよね。そのあたりも抵抗なく?はい。もしアーティストになれなかったらメイクアップアーティストとか、ファッションデザイナーになれたらいいなと思っていたので。それが結果的に、セルフポートレイトを作る上での大きな手助けになったかな、とは思います。―実質的なデビュー作でもある、証明写真を使った作品を撮るようになったのはいつくらいなんですか? セルフポートレイトをはじめたのが短大のときで、もっと写真を本格的に勉強したいなと思って4年制大学に3年次編入で入学したんです。そこからテーマやコンセプトを考えて制作を行うようになって、そのときに自動証明写真機を使って『ID400』というシリーズを撮りました。この作品は証明写真が全部で400枚あって、つまり400回変装しています。その400人は本当は存在していないんだけれど、証明写真によってその存在が証明されてしまっている。それで「ID」(識別や身分証明を表すidentificationが由来)に「400」を合わせて、『ID400』というタイトルにしました。―なるほど、おもしろいです。実際の自動証明写真機で撮ったわけですよね。そうです。まず自動証明写真機で撮るに当たって、カラーの要素を抜きたかったんですね。スーパーの立体駐車場の中にあるモノクロの写真機で、しかもちょうど機械の斜め前にトイレがあったので、そこをフォトスタジオみたいな感じで使って(笑)。―ぴったりの場所が。トイレで化粧をして変装して自動証明写真機に駆け込む、っていうことを、400回繰り返しました。―すごい!当然1日ではないですよね。はい。学生だったので、春休みや夏休みに集中して作りました。友人に付いてきてもらって、紙袋にウイッグだとか衣装を入れて、1日に8〜20変装くらい繰り返して。・・・・・記事の続きは番組公式WEBへ!プロフィールからアクセスできます。
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