海岸線を北上し港町・ネーピアにやってきました。人口およそ7万人、この地域の中心地です。ヨーロッパのクラシカルな雰囲気の、カラフルで瀟洒な建物が目につきます。これらはアールデコと呼ばれるデザインで、ここは世界で有数のアールデコの建物が多い街なのと、地元のガイドが教えてくれました。その特徴の幾何学模様は、至る所でみられます。この街は、およそ90年前に地震によって大部分が倒壊しました。再建にあたり、当時西洋で流行したこの様式で統一したと言います。この町特有のものがあると、最後に案内されたのは地元の銀行。中に入ると、天井には「コファイファイ」と呼ばれるマオリの伝統模様が施されていました。「これは、災害を共に乗り越えたマオリに、街の住民が敬意を表したものよ」と、女性ガイドが誇らしげに語りました。海辺には、人魚パニア像がありました。この像は、昔海を渡ってきたマオリの神話に共感した街の司祭が建てたものだと、マオリの末裔が教えてくれます。パニアの視線は、遠く太平洋のかなたを見つめているようでした。
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